日本時間の6月3日午前2時に開催された「世界開発者会議(WWDC)2014」でモバイルOSの最新版「iOS8」が発表されました。
対応端末はiPhone4S以降、iPadが2以降(miniを含む)で、一般公開は今年の秋になるそうです。
今回のiOS8で下記の機能が追加されることになっています。
▼通知機能の改善
メール受信などを伝える通知機能から、メールの受信やFacebookのコメントの通知などからそのまま返信を入力することが可能になります。
▼写真編集機能の強化
写真の編集機能が強化され、明るやや色合いなどを直感的に調整できるようになり、さらに写真の傾き補正やフィルターが新たに追加されます。
▼カメラ機能の強化
ユーザーが設定した長さの間、定期的に自動撮影する「Time-lapse」が追加されます。
iPhoneを固定し、雲の動きなど、時間を圧縮したようなダイナミックな動画を撮影することができるようになります。
また、写真の検索機能も強化され、撮影日、撮影場所などから見たい写真を見つけ出すこともできるようです。
▼購入したアプリや曲を家族で共有
App StoreやiTunes Storeで購入した音楽、映画、アプリを家族6人まで共有できる「Family Sharing」機能が追加されます。
共有は家族のApple IDとパスワードは不要で行うことができるそうです。
さらに子供が自分のiOSデバイスからコンテンツを購入することを親のiOSデバイスから許可・不許可できる機能も追加されます。
また、フォトストリームによる写真の共有や、カレンダーによるスケジュールの共有など、家族による情報共有が容易になるそうです。
▼メッセージに音声添付が可能に
メッセージアプリでは、その場で録音・撮影した音声や動画を添付して送れるようになります。
▼クラウドストレージ「iCloud Drive」
モバイル端末やPCなどでファイルを共有できるクラウドストレージサービスが開始されます。
5GBが無料で提供され、様々なファイルをiPhoen、iPad、Mac、Windowsで共有でき、ファイルのアップロードは、PCではDropbox同様、フォルダへのドラッグ&ドロップで行うことができるそうです。
ほかにも予測変換機能の強化や、以前から噂されていた健康管理アプリ「Health」などが発表されました。
iPhone6の発表はありませんでしたね。。。
ちなみにApple iOS Dev Centerでは開発者向けに「iOS8 beta」版が公開されています。
いち早くiOS8を触ってみたい人はインストールしてみてはいかがでしょうか?(自己責任でお願い致します。)